• 【第22号】平成27年1月30日
  • サポーターエッセイ「パソコンボランティア事始め」

  • H・S(麻生区)
  • 今から約一年半前、川崎市盲人図書館(現、川崎市視覚障害者情報文化センター)主催によるパソコンボランティア講座が開催される事を偶然知り申込する事としました。以前より誘導ボランティアをしている関係で、そのメンバー間の連絡等にパソコンも使っており、視覚障害者の方もパソコンを使いこなしている様子に素朴な不思議さと驚異を感じていて、はて、それはどの様な仕組みになっているのか??が講座申込の動機でした。せいぜいメールをやり取りする程度のパソコン知識しかない自分にとって、講座は難しい内容でしたがなんとか終了する事が出来ました。

    しかし、講座で知り得た内容は視覚障害者向けパソコン操作のほんのさわりの部分のみで、現実に役立つ知識-操作を習得するには実習の現場で身に付けるしかありません。ご承知のようにパソコン操作は常に身近で使っていないとすぐ忘れてしまうものなのです。幸いな事に、同講座で席を同じくしていた「あさおPCクラブ」の方からお誘いを受け仲間に加えさせて頂く事になりました。

    毎月2回開催されるパソコン教室ではサポーターとして視覚障害者の方々と悪戦苦闘の日々ですが、さまざまなテーマをメンバーの皆さんと一緒になって勉強し解決していくのはとても有意義な一時です。やってみたい事が出来た時は、それは素直に嫌しいものです。まだまだ日々勉強の駆け出しパソコンサポーターで操作も解らない事だらけですが、皆様のご要望を良く聞きながら。一緒に焦らず少しずつステップアップしていけたらと願っています。

    IT時代、情報端末を駆使して様々な世界とコミュニケーションを図る事は人々に大きなパワーを与えてくれます。本を読んだり、好きな音楽を聴いたり、インターネットを介して多くの知見にアクセスして知識を深めたり、遠く離れた仲間とコミュニケーションが出来れば楽しいこと請け合いです。パソコン操作を習得するにはほんの少しの忍耐力が必要ですが、その先にはきっと素敵な世界が広がっています。皆様、これからも一緒に勉強しましょう。


  • 受講生エッセイ「私とパソコン」

  • K・T(麻生区)
  • 初めは退職時に、息子が送ってくれたディスクトップのパソコンでした。

    先生について楽しく学びはじめました。インターネットで知りたいことは何でも教えてくれるパソコンは、一人暮らしの私には友達のようなものでした。

    でも、そんな日々は長く続きませんでした。持病の緑内障が進んでしまい、手術のための入退院を繰り返すようになったのです。

    そして、69歳の秋の手術で事故がおこりました。それまで見えていた右目が、一瞬の間に真っ暗になってしまいました。そして3ケ月にわたる入院や手術の甲斐もなく、その年の暮れに介護保険のお世話になる視覚障害者となり退院したのです。

    やがて夏になり、外出支援センターのお世話で視覚障害者福祉協会麻生支部に入会して、そこで、音声パソコンの教室があることを教えてもらいました。

    これから生きていくためになにかをしたいと思い、入会させていただきました。しかし、70の手習いで見えないもどかしさ、手さぐりのキー操作の難しさに何度もくじけそうになりました。

    でも、そんな私にも先生方は新しいパソコンが使用可能になるまですべて面倒をみてくださいました。そして優しく時に厳しく教えてくださいます。

    送迎してくださるヘルパーさんにも、感謝の気持ちでいっぱいです。おかげさまで、2年半が過ぎました。

    この頃は、メールも少しできるようになり、ユーチューブで時々落語や音楽を聴いて楽しんでいます。

    最近、点字も習いはじめました。

    さんざしや情報文化センターのデージーも楽しみで、日々が過ぎるのがとても早いです。

    覚えるのが遅くて、忘れるのが早い私です。最近こんな川柳を作りました。

    「忘れない 思うそばから 忘れてる」

    こんな半端な私ですが、これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。

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