• 【第10号】平成19年3月3日
  • サポーターエッセイ「私とパソコン」

  • J・M(麻生区)
  • 昨年の夏、久しぶりに主人と足慣らしのため、高尾山に足を運んだときのことである。汗をかきかき登った山頂の馴染みの店で蕎麦とビールで咽を潤し、ほっとひといきついてなにげなく前方を見ると、見知った顔。「あさおPCクラブ」のT会長さんがいつもと同じ穏やかなお顔で笑っていらした。俳句を練るためにひとりで登って来られたとか。山に関してだけは私のほうが先輩?なので威張って下山は「びわ滝コース」が変化にとみ句作には適しているのではないかとアドバイス。このとき以来PCクラブがずっと身近になったことはいうまでもない。

    我が家とパソコンとの関わりは、大学生だった息子が、当時大変話題になったウインドウズ95を、小遣いをはたいて購入したことに始まる。パソコンを買ったものの、バイトやクラブに明け暮れ、部屋の片隅に置かれたまま。もったいながりやの私には、埃をかぶっていくだけの状態をみるにしのびず、彼に代わり、「取り扱い説明書」と「一太郎」を片手に悪戦苦闘することになった。

    若いころ楽しんでいた登山を再びはじめたのもそのころだったので、山登りの仲間達への案内状の作成や山行記録などに利用するようになった。

    子供も手を離れ、何らかの形で社会のお役に立てないかと思っていたとき、町会の会報の「あさおPCクラブのサポーター募集」の記事が目にとまり、早速勉強会を見学させていただいた。そこでは視覚に障害のある方が「音声ソフト」を使って文章の作成、メール、インターネットなどを大変熱心に取り組んでおられた。これが私と「あさおPCクラブ」との出会いである。入会してほぼ1年、いまだにお手伝いのまね事だけで、教わるばかりの毎日である。

    これからも、持ち前の笑顔と明るい声で少しでも技術不足を補い、皆様方のお役にたてるよう努力していきたいと思っている。


  • 受講生エッセイ「パソコンは心の支え」

  • F・I(麻生区)
  • 私のパソコンとの出会いは、家のノートパソコンでゲームをしていた程度です。

    私の目は何時も霧の中にいるようで、ものが白く見えています。

    視覚障害者でも何か出来ないかと福祉課で相談しているときに、PCクラブのH・M様に声をかけて頂き、視覚障害者を対象にしたパソコン教室があることを知り、早速出かけました。

    一日目、皆様がポンポンとキーボードを打つ音を聞き、驚きました。

    早速教えて頂きたく平成17年5月にPCクラブに入会させていただきました。サポーターさんが1対1で大変親切に細かい点に気を配って、教えてくださいました。帰宅すると緊張のあまり半分も覚えていませんでした。この連続でサポーターさんには大変ご迷惑をお掛けしました。

    昨年の夏、アメリカにいる孫にメールを送信したところ、翌日「メール届きました、有難うございます」の返信、もう嬉しくて涙がボロボロ何回も聞き直しました。

    目の不自由な私にとっては、どんな遠くでも時間に関係なく送信できるメールは唯一の文通手段です。

    そして今の私の楽しみの一つは、T様、H様のホームページを開けて俳句を聞くことです。

    いままで、息子に頼んでいた年賀状を、今年は教室の中でサポートしていただきながら、宛名、本文と入力し印刷して親戚、知人に出すことが出来ました。

    これからはインターネットで色々な情報を入手したり、エクセルの勉強と夢は膨らみます。何時もご親切に指導して下さるサポーターさん会員の皆様、有難うございます。

    今ではパソコンは私にとって何時でも開けられ、身近にある私の心の支えです。

  • 前のページへ戻る
  • 会報エッセイ目次