• 【創刊号】平成14年11月19日
  • サポーターエッセイ「パソコンボランティアをしてみて」

  • T・I(多摩区)
  • 私が「あさおPCクラブ」のサポート・ボランティア(サポーター)になったのは、視覚障害者の朗読ボランティア・グループ「さんざし」代表も兼ねておられた代表のT・Mさんから、3月初め、「あさおPCクラブ」設立にあたり、そのサポーターとして、同じ「さんざし」の同僚・T・Sさんと一緒に参加してみないかというお誘いがあり、私のようなパソコン未熟者が、お役に立つのかどうかという不安のうちに参加させていただきました。

    すでに、お目の見えない代表のT・Mさんが「さんざし」活動を通して、パソコンを自由に操り、メールやインターネットを楽しんでおられる姿に接し、ビックリ・感動し、そして敬服もしておりました。

    それが「あさおPCクラブ」に参加して、さらに驚いたことは、多くの視覚障害者の方々が、ご年配をかえりみず、積極的にパソコンに取り組み、しかも、皆さんが明るく和気あいあいの雰囲気で学んでおられることでした。

    パソコンがしゃべり、しかも入力した文章を読み上げるのにも、二度ビックリしました。

    健常者でさえ、パソコンを毛嫌いする人が少なくないこの時勢なのに、視覚障害者の方々が、一生懸命パソコンに取り組んでおられる姿を拝見しますと、全く頭が下がります。

    勿論、T・Hさんはじめ、私たちサポーターの懇切丁寧な、優しく暖かい指導・態度があってこそ、「あさおPCクラブ」は維持永続されていくものだと思います。

    8月31日、9月7日そして10月26日のボランティア入門講座から、心ある多くの方々が、私たちサポーターの仲間として、参加されたことは大変心強いことです。

    キー操作と音声だけを頼りの障害者の皆さんに対して、私自身、まだマウスに頼りきりで、キーだけの操作を十分マスターしておりませんので、かえって皆さんの足手まといにならぬように気をつけ、少しでもお役に立つように努力したいと思っています。


  • 受講生エッセイ「パソコンを習い始めて感じたこと『驚き』と『感動』」

  • K・I(富士見市)
  • パソコンを知った私のこの5年間は「驚き」と「感動」の連続でした。以前からパソコンの便利性は理解しておりましたが、目の悪い私はなぜかキーボードを避けました。

    そんな私をパソコンに近づけたのは「スクリーンリーダー」と呼ばれる音声ソフトでした。このソフトは、画面の文字の読み上げやキー操作の誘導もします。私たちにとっては大変なソフトが開発されました。以来私はこのパソコンの便利性にどんどん引かれて行きました。操作ボタンひとつで文字の追加や削除ができ、更に書式の設定により文字を拡大したり、その文字に色をつけたりできることも学びました。

    今こうしてパソコンに文字を打ちこんでいると、大きな文字を書いたり消したり、苦労した在職中のあの日のことが思い出されます。その私も今ではメールで情報を交換したり、インターネットから情報を得るようになりました。このインターネットにはあらゆる情報が山積みされており、新聞や本が読めることも知りました。そしてこの操作をマスターできた時は本当に感激しました。私たち視覚障害者はどうしても視覚による情報が不足します。これで私の情報不足は解決しました。あれほど避けたパソコンでしたが、今ではその機能により私の生活の幅は大きく広がりました。そしてパソコンに出会えた私の今後の世界は変わります。

    そう思うと毎日が楽しくなります。幸いにして私は暖かいサポーターの皆様に囲まれたこのクラブで学んでおります。しかし私たちの仲間のほとんどは、こうしたパソコンの便利な機能を知りません。そこで私たち「あさおPCクラブ」が中心となり、一人でも多くの仲間たちをこのパソコンの世界にお誘いしようではありませんか。サポーターの皆さん、一緒に頑張りましょう!

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